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茶葉の準備

固形茶(餅茶、沱茶、磚茶など)の場合は、必要な量の茶葉をくずし採り、準備しておく必要があります。プーアール茶の楽しみは、茶葉の準備からはじまるのです。茶葉がばらばらにならないように、茶葉の層に沿ってくずしていくことがコツです。 当店が販売しているような専用のプーアール茶刀(茶くずし)を用意しておくと、楽しみながら、茶葉を崩していくことができます。小さめなスプーンやバターナイフで代用することもできますが、鋭いナイフのようなものを使うのは危険ですから、やめましょう。

プーアール茶の淹れ方:準備

盪壺(とうふう)

茶壷に、お湯を注ぎ、茶壺をゆすぐようにして暖めます。

盪杯(とうはい)

茶杯にお湯をいれ、茶杯をゆすぐようにして暖めます。

茶海(ちゃかい、濃淡のムラを防ぐため、お茶を一旦貯めておく容器、公道杯ともいいます)を使う場合は、同じ要領でそれを暖めます。

倒水(とうすい)

茶壷や茶杯、茶海を暖めたお湯を1滴残らず捨てます。冬場や寒いときは、お茶を茶杯に入れる直前に茶杯のお湯を捨てるのもよいかもしれません。

プーアール茶の淹れ方:盪杯

プーアール茶の淹れ方:倒水

置茶(ちちゃ)

漏斗を茶壷の口に置く、そこから、茶壷に茶葉を入れます。茶壷の口が大きい場合は、そのまま茶葉を入れてもよいのです。お茶の投入量の目安は次の通り:

熟茶:茶葉3グラム/お湯150cc
生茶:茶葉4グラム/お湯150cc

お茶の種類や好みによって量を調整しましょう。

プーアール茶の淹れ方:置茶

冲水(ちゅうすい)

お湯を茶壷に入れます。茶壷の口に泡があふれそうになったところが適量です。また、お湯の温度は95℃以上が望ましいのです。よいプーアール茶ほど、茶壷の口に細かい泡がたくさん溢れるように出てくるという特徴があり、ここはしっかり観察しましょう。

洗茶(せんちゃ)

飲むお茶を淹れる前に、熱湯で1回茶葉を洗います。冲水された茶壷を持ち上げ、中のお茶をゆすぐようにして洗い、すぐにお湯を捨てます。洗茶は、すばやく行います。また、洗茶したお湯を一滴残らず出し切ることがコツです。洗茶は、茶葉の不純な匂いを流すのが目的です。
(当社の20年・16年発酵プーアル茶では洗茶は必要ありません)

プーアール茶の淹れ方:洗茶

泡茶(ぽうちゃ)

洗茶したあと、再度茶壺にお湯をいれ、そのまま蒸らします。お茶の種類や濃淡の好みによって、蒸らし時間を調整します。目安は次の通り:

熟茶:30秒〜60秒程度
生茶:60秒〜90秒程度

2煎目、3煎目は、茶葉が十分に開いていますから、蒸らし時間が短くでもよいのです。茶液が薄くなってきましたら、蒸らし時間を徐々に増やしていきます。

プーアール茶の淹れ方:泡茶

倒茶(とうちゃ)

−茶海を使う場合

できあがったお茶は、通常茶海にいれます。最近は、プーアール茶の気品のよい色を楽しむため、透明なガラスの茶海を使う人が多くなっています茶液の色を確認して、蒸らし時間を調整し、お茶の濃淡を一定に保つことができます。

−茶海を使わない場合

茶海を使わず、茶壷から茶杯にいれるときに、まずひとつの茶杯に、3の1程度いれていきます。すべての茶杯に入れてから、最初から順に再度同じ量を入れます。必要に応じて、茶壷へのお湯を足します。おおよそ8分目がよいとされます。一度に茶杯いっぱい入れないのは、濃淡の調整をするためです。

プーアール茶の淹れ方:倒茶

分杯(ふんぱい)

茶海使う場合は、茶海からを一つひとつの茶杯にお茶を入れます。おおよそ8分目がよいとされます。

プーアール茶の淹れ方:分杯

一口コメント

質のよいプーアール茶は、2〜3煎目がもっとも美味しいです。10煎くらいまでしっかりよい味が出ます。ちょっとしか飲まないときは、飲み終わったあと、茶壷ごと冷蔵庫にいれ、次の日、またそのままお茶を淹れるということもできます。濃淡の調整は、時間でできますので、ぜひ、お試しください。また、プーアール茶の淹れ方のもっとも基本は、洗茶することです。これを忘れずにプーアール茶を淹れていただきたいものです。

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